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​SUERTE JUNIORS Blog

練習


まず、シチュエーションを設定する。次に終着点を示し、そこまでの行き方をトライさせる。 シチュエーションと終着点が見えた段階で、おおよそ行き方は透けて見える。

子供は勘がいいから、大概の子は、大人の意図した行き方で終着点に向かう。

そこで指導が入る。

「その行き方もオーケーだね。でもこんな行き方もあるんじゃない?」

と1つ2つ提案し、状況に応じた選択肢を持たせる。

子供は「なるほどねー」なんて顔をしながら

提案を受け入れ、実際にやってみせる・・・

って感じの練習風景を見た。

否定はせず、子供自身に考えさせ、効果もすぐに目に見える。

おー、素晴らしい練習だ。子供が成長している・・・

わけがない。

練習ってなんだろう?

なんのためにするんだろう?

そもそも、終着点への行き方なんて無数にあるはずだ。

時間があれば歩け。急いでりゃ走れ。

金持ってりゃタクシーに、大富豪なら飛行機に乗れ。

暑けりゃ休めばいいし、雨が降ったら傘をさせばいい。

寄り道したって何泊したっていい。

もっと言うと、終着点に行かなくたっていい。

通り過ぎたっていい。

行くか行かないか、決めるのは自分自身だ。

もし。練習が試合のためにあるのなら、

上の練習は破綻していると思う。

2つや3つのルートでは辿り着くはずが無いし、

終着点が決まってる時点でサッカーでは無くなっている。

ということで。

練習とは、ルートの選び方を教えるのではなくて、

ルートを作り出す力を養うことだと思うのです。

行きたい場所を見つけ、

雨が降ろうが槍が降ろうが辿り着く術を見つける。

ダメなら行き先なんか変えちゃって、元の場所に戻ればいい。

じゃないと、グティのような発想が生まれるわけがない。

そう考えると、試合を切り取った練習なんて出来なくなってくる。

これ意味あんの?と練習させてるこっちが思ってしまうw

なのでスエルテの練習は、ほぼゲームしかしません。

なかなか成果は目に見えないし、ガマンが必要な練習ですが

本当の強さ、上手さを身につけてくれると信じています。

そしていつか、誰も思いつかない、観衆を感動させるルートを見つけて欲しい。

ちなみに、ゲーム以外の練習は

・野球

・木登り

・鬼ごっこ

・女子会(女子のみ)

・ドリブル

をしています。


 

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