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​SUERTE JUNIORS Blog

相手

  • 執筆者の写真: Makoto Seto
    Makoto Seto
  • 2017年11月5日
  • 読了時間: 2分

まずはこちらの動画。

先日のマインツとボルシアMG戦で起きた珍プレー。

まあ、普通に考えればあり得ないプレーです。

子供たちにもこの動画を観せたのですが、爆笑しておりました。

なぜこんな事が起きたのか。

キーパー大国ドイツです。ノイアーの国です。

ブンデス一部なわけです。

こんな事が起きる国ではないはずです、

・・・いや、ドイツだから起きたのかも。

ここからは私の推察。

まずキーパーはトラップしました。

ボールにはバックスピンがかかっている。

それにキーパーは気付かなかった。

ボールを「止まっているもの」と思い込みルックアップ。

かすかに視野にボールらしきものが映る。

偶然それはペナルティスポット。

完全にボールと思い込みスイング。空振り。

推察ですが、たぶん合ってる。

ペナとボール間違えるか?という疑問。

きっとここが、ドイツだから起きた事。

要は、普段からボールなんか見ていない。

かすかに視野に入れてプレーしている。

ペナと間違えるくらいかすかに。

なぜなら、ボールよりも観るべきものがある、って事なんだと思います。

話変わって。

良く色んな子供達に聞く事があります。

「サッカーって何人でやる?」

こう聞くと、90%くらいはこう答えます。

「11人。」

残念、不正解。答えは「22人」。

サッカーには必ず相手がいる。

テクニックは絶対必要です。でも、ボールとサッカーしない。

ドリブルも絶対必要。でも、目の前の相手とサッカーしない。

サッカーには相手が11人いるのだから。

目の前の相手以外の、10人と駆け引きしながらサッカーをする。

そのためのテクニック。

と、子供達には伝えています。

話戻って。

ドイツは恐らく他の国よりもキーパーに求められるものが多い。

ビルドアップの始点となっています。

実際、この場面もビルドアップをしようとしていた。

きっと彼は、前にいる21人、

”ボールより観るべきもの”を観ていたはず。

サッカーで大事なのは、ボールよりも相手との駆け引き。

ボールなんか見てたら、サッカー出来ない。

という事が良く分かる、いい教材になりました。

ま、全然違うかもしれませんけどねwww


 
 
 

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