
夏休みも終わり、気付けば9月。
といっても大人はあまり関係ないし実感も無いですが、
子供達にとっては新しい学期の始まり。
私も新学期のふりでもしないと筆が進まないので、
新学期1発目のブログを書きます。
サッカーにおいて、「上手い」って色々あると思います。
リフティングが上手い、ドリが上手い、フェイントがすごい、
遠くまで蹴れる、すげーシュートが打てる、などなど。
プレイヤーは十人十色だし、何を上手いと思うかはもう好みの問題だと思います。
ですが、上手いと言われる要素全てにおいて、
「ミスをしない」という事は共通していると思います。
では、「ミス」はどういった時に起きるのか。
それは、ボールに触った時だと思います。
シュート、パス、ドリブル、、、全てボールを触る行為です。
ミスをせず触る、だから上手い。
でも、触るからミスをする。
裏を返せば、触らなければミスはしない。
じゃあコートの隅っこでボールから逃げていればいい、って事になりますが、
そうじゃない。
「上手い」とは、「観ている人々を魅了する事」でもあると思います。
なのでウチでは、本当に上手い奴は
「触らずに観客を魅了するやつ」という事になります。
そこでこの方。
上手い。
本当に上手い奴はタッチ数が少ない。
究極の上手さは、触らない=スルー。
でもサッカーなので、触らないとボールは動かないわけです。
だから、触る時は完ぺきなボールタッチをするために
徹底的に触る。アホみたいに触る。
そして、試合では触らない。
禅問答みたいな事を子供達に要求していますが、
この価値観も好き嫌いの問題なので、
ウチの子達は好き勝手にサッカーを楽しんでいます。
それでいい。
サッカーは遊びだから。